高級カーブランドのアストンマーチンが初めて手がける新型クーペSUV「DBX」が2020年にも登場しそうだ。
これを機にアストンマーチンは高級SUV市場に参入し、世界のセレブたちを魅了するために、新型SUV開発に力を注いでいる。
そして、生産体制をより強化するためにイギリス ウェールズ南部にある工場を買収している。
SUV開発において他のメーカーに遅れをとっているために斬新かつ美しい車に仕上げるためにかなり本気モードみたいだ。
その証拠にDBXに搭載されるエンジンはV12が積まれ、最高出力608馬力のモンスターSUVになりそうだ。
608馬力というと、ランボルギーニ ウルスも同じぐらいのパワーを出すとみられており、発売されれば怪物四駆たちの熱い戦いが始まりそうだ。
2019年の初旬から生産開始されるのではと噂されるアストンマーチン初のSUV DBXについて情報をチェックしてみた。
「Varekai」はDB11ゆずりのハイパワーエンジン搭載か?
アストンマーチンDBXに搭載されると言われているエンジンの代表格には、同じくアストンマーチンのDB11の5.2リッターのV12ツインターボガソリンエンジンが濃厚だと予測される。
エンジンスタートボタンを押した時の乾いた心地よいサウンドを奏でてくれそうだ!
最高出力は608hpにもなり、最大トルクは700N・mもある。DBXはDB11よりは車体が重たくだろうが、オール高剛性軽量アルミプラットフォームで設計され、必要最低限の車重増加にとどめると思われる。
斬新なデザインの軽量ボディに超パワフルエンジンでアストンマーチンファンの心にまた新たな刺激を与えてくれそうだ。
そして、このエンジンにセットされるミッションは8速ATになるだろう。100km/h加速はDB11が3.9秒だったがDBXでは4秒をきるかどうかが見ものだ!
ライバル車は?
アストンマーチンDBXのライバル車と思われるのは、マセラッティ レヴァンテ・ランボルギーニ ウルス・ベントレー ベンテイガ、ポルシェ カイエンなどが一番の対向車になるだろう。
速さを求めるユーザーにとっては、ランボルギーニ ウルスやポルシェ カイエン以外にもBMW X6 Mやテスラ モデルXなども入ってくるだろうか。
内装のクオリティーはDB11ゆずりのエレガントで贅沢な素材を使ったインテリアになるだろう。
DBX Varekai テスト走行開始
外観を見るとコンセプトモデルよりも全高が高くなりSUVらしいフォルムに。
リオのデザインはクロスオーバークーペを連想させるスタイリッシュな形状になっている。
鋭いヘッドライトや大型のフロントグリルなどはコンセプトどおりのデザイン。
オフロードでの走行テストをしているということはアストンマーチンならではの悪路走破性システムを搭載しているのだろうか。
オンロードだけでなくオフロードも妥協なき走りで魅了してくれそうな姿だ。
価格や発売日は?
DBXの発売価格としてはDB11の2380万円を軽く越えてくる値段になりそうだ。
エンジンはV12以外にも将来的にはPHVのラインナップもあるらしく、そちらもスゴい価格設定になりそうだ。
生産開始時期としては2019年に入ってからということで、日本発売は速くても2019年末か2020年に入ってからになりそうだ。
画像出典 http://www.carbuzz.com/ http://www.caricos.com/cars/a/aston_martin http://www.autoexpress.co.uk/
DBX まとめ
最近の車のエンジンはダウンサイジングをするのが当たり前のようになっているが、アストンマーチンはあえて高排気量のエンジンを搭載している。
高排気量ツインターボならではの、サウンドとパワーはダウンサイジングしたエンジンでは、そうやすやすと出せるものではない。
購入してくれるターゲット層をよく考慮して、ここらへんのエンジンスペックの設定をしているわけだ。
アストンマーチンと言えば、燃費や維持費がどうこうではなく、まず「走って楽しい!」か「アクセルを踏む爽快感!」ということだろう!
先進装備が搭載されながらも、アコースティックなコンセプトをしっかりと受け継いだアストンマーチンDBXがどうなるのか大変楽しみだ!!
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